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第35回 動物生殖工学研究会
一般講演 *マウス 超過剰排卵 3題* 1.マウス超過剰排卵誘起法の開発とその応用 ◯椋木 歩、須賀原千明、竹尾 透、中潟直己 熊本大学 生命資源研究・支援センター (CARD)資源開発分野 2.DBA/2FG-pcyマウスにおけるCARD HyperOvaの効果 ◯宮川あい、三小田伸之、坂口摩姫、川内 勝 九動株式会社 3.高度免疫不全NOD/SCID/JAK3null マウスに対する、超過剰排卵誘起法の効果 ◯坂口摩姫1,2、三小田伸之1、宮川あい1、岡田誠治2 1)九動株式会社、2)熊本大学エイズ学研究センター *マウス 精子 2題* 4.マウス精子の冷蔵保存に関する研究 ○吉本英高、桐木平小春、武氏志保里、竹尾 透、中潟直己 熊本大学 生命資源研究・支援センター (CARD) 資源開発分野 5.マウス精子成熟における遺伝的背景の影響について ○渡邊仁美、竹田理恵、廣田圭司、近藤 玄 京都大学 ウイルス・再生医科学研究所 *マウス 業務 4題* 6.動物実験施設におけるマウスSPF化について ◯山根知恵美、庫本高志、浅野雅秀 京都大学大学院医学研究科附属動物実験施設 7.CARDにおけるマウスの体外受精法 ○ 中牟田裕子、山下紀代子、近藤朋子、竹下由美、石田恵理、岩本まり、 高橋 郁、坂口香織、坂本 亘、中川佳子、土山修治、竹尾 透、中潟直己 熊本大学生命資源研究・支援センター(CARD)資源開発分野 8.北里大学医学部におけるマウスの体外受精とその成績 ◯阿部真悟1、久保地誠司1、佐藤 貴文1、梶原 雄也1、高橋 晃1、佐藤 俊哉2、 大久保 直2、東 貞宏2 1)北里大学医学部遺伝子高次機能解析センター、2)北里大学医学部実験動物学 9.生殖・発生工学技術を用いた研究支援 ○清成 寛1,2、井上健一1、阿部高也1,2、金子麻里1,2、繁田麻世1、白石亜紀1、 佐藤美帆1、古田泰秀1,2 1)理研CLST生体モデル開発ユニット、2)生体ゲノム工学研究チーム ランチョンセミナー 生殖工学関連試薬の品質保障について ◯三小田伸之 九動株式会社 *マウス ゲノム編集 3題* 10. CRISPR/Casシステムによるノックインマウス作製 ◯宮地 均1、北野さつき1、伊藤克彦2、生田宏一1 1)京都大学ウイルス・再生医科学研究所、2)京都大学大学院医学研究科 11.CRISPR-Casシステムを用いたノックインマウス作製における 凍結受精卵培養時間の検討 ◯中川佳子1、佐久間哲史2、西道教尚3、横崎泰之3、近藤朋子1、竹下由美1、 中牟田裕子1、石田恵理1、坂本亘1、土山修治1、竹尾透1、山本卓2、中潟直己1 1)熊本大学生命資源研究・支援センター(CARD) 資源開発分野 2)広島大学大学院理学研究科 数理分子生命理学専攻 分子遺伝子学研究室 3)広島大学保険管理センター インテグリン治療開発フロンティア研究室 12.CRISPR/Cas9システムを用いたエレクトロポレーション法による 遺伝子改変マウスの作製 ○佐藤貴文1,阿部真悟1,久保地誠司1,梶原雄也1,佐藤俊哉2,東貞 宏2,大久保 直2 1)北里大学医学部遺伝子高次機能解析センター,2)北里大学医学部実験動物学 *ラット 6題* 13.ラット受精卵の採取 ◯江藤智生 公益財団法人実験動物中央研究所 14.再現性のあるラット体外受精法を目指して ◯金井富三夫1、多田昇弘2 1)順天堂大学 老研・遺伝子解析研、2)順天堂大学 疾患モデル研究センター 15.ラットの過排卵処理・体外受精について ◯日野 千紘 旭川医科大学 教育研究推進センター 動物実験技術支援部門 16.ラットにおける CARD IASe を用いた過排卵処理と体外受精・体内受精 および胚の凍結保存・移植 ○中務 胞1、中潟 直己2、夏目 里恵1、﨑村 建司1 1)新潟大学 脳研究所 細胞神経生物学分野 2)熊本大学 生命資源研究・支援センター動物資源開発研究施設(CARD)・資源開発分野 17.ラットの過排卵および遺伝子改変 ◯田中貴雄1、長谷川靖洋2、神田由紀1、本村翔1、三浦義記1 1)株式会社ケー・エー・シー バイオサイエンス事業部 受託試験部 2)アスビオファーマ株式会社 創薬技術ファンクション 18.ラットのゲノム編集効率に及ぼすCas9 nuclease のデリバリー方法の影響 ◯後藤哲平1、余郷享子1、保地 眞一2、平林真澄1 1)生理学研究所、2)信州大学 19.野生アカネズミにおける抗インヒビン血清投与による過排卵誘起の検討 ○目黒栞奈1、伊藤洵1、小松一樹1、大平拓也1、澤渡綾乃2、中潟直己3、 中田章史4、三浦富智5、山城秀昭2 1)新潟大院自然研、2)新潟大農、3)熊本大CARD、4)北薬大薬、5)弘前大院保健 20.シリアン・ハムスター卵子の顕微授精(ICSI):採卵時間とICSI後の前核形成と胚発生 ◯堀内俊孝、大内茉湖、森下奈美 県立広島大学 大学院 総合学術研究科 21.スンクス凍結胚からの個体復元の試み ○後藤元人、高橋利一 公益財団法人 実験動物中央研究所 動物資源基盤技術センター 22.ウサギにおける効率的な受精卵作製の試み ◯松久葉一1、秋吉俊明1、松尾 完1、塩見雅志2、森本正敏3、北嶋修司1 1)佐賀大学総合分析実験センター、2)神戸大学医学部附属動物実験施設、 3)福岡女学院看護大学 23.コモンマーモセット生殖工学における効率化にむけた取り組み ◯黒滝 陽子1、佐々木 えりか1,2 1)実験動物中央研究所、2)慶應義塾大学 24.サル類の体外培養系受精卵の作製について ◯外丸祐介1、信清麻子1、岡本宗裕2 1)広島大学自然科学研究支援開発センター、2)京都大学霊長類研究所 25.ヒト ES 細胞から始原生殖細胞への分化誘導法 ◯小林俊寛1,2、平林真澄2、Ramiro Alberio3、Azim M Surani1 1)ケンブリッジ大学 ガードン研究所、 2)自然科学研究機構 生理学研究所 行動・代謝分子解析センター、 3)ノッティンガム大学 第35回動物生殖工学研究会を終えて
毎年12月に開催される研究会は、これまで特別講演、教育講演および一般講演という構成になっており、すべて午後からの開催になっていました。今回は趣向を変えて生殖工学の基本技術の1つである「過剰排卵法と受精卵作出」にテーマを絞り、マウスのみならず、種々の動物種における様々な話題をすべて一般演題として発表して頂くことを企画しました。北は北海道から南は九州まで、全国から25題の発表演題があり(マウス:12, ラット:6, アカネズミ:1, ハムスター:1, スンクス:1, ウサギ:1, サル類:2, ヒト:1)、午前10時から午後6時まで盛りだくさんの内容でした。基礎的なものから最先端のものまで、極めて多くの発表内容で、例年のほぼ2倍にあたる100人以上の方が参加され、最後まで熱心に耳を傾けておられました。また、研究会後の懇親会にも60名以上が参加され、盛会のうちに閉会致しました。最後に、ご協力頂きました講演者の方々、ならびに大学、研究所および企業を問わず、参加して頂いたたくさんの皆さまに深謝致します。本当にありがとうございました。また、来年、お会いしましょう! 中潟・宮地(世話人)
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12月 2023
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